全般性不安障害とは
全般性不安障害(Generalized Anxiety Disorder: GAD)とは、
天災・事故や病気など、特定の理由ではない不安や恐怖が長期間続き、日常生活に支障をきたすような不安障害です。
症状としては、倦怠感、動悸、頭痛、震え・吐き気・めまい・不眠など、一般的な不安症と同じです。
恐怖症は、特定の対象に不安や恐怖を抱きますが、
全般性不安障害は不安や恐怖を抱く対象が明確ではありません。
不安や恐怖を抱く対象が漠然としていますので、恐怖症に比較すると治療が厄介ですが、
治療法は、一般的な
不安障害の予防法・治療法と同じです。
発症は10代半ばが多く、全人口の5%以上が経験すると報告されています。
最終更新日:2011年3月10日