感情優先思考とは
あなたは、『悪い予感がする』という理由で、予定を変更したことはないでしょうか?
例えば、夢見が悪かったり、占い結果が悪かったりという、非科学的な根拠に基づく『悪い予感』即ち不安や恐怖というあなたの感情を、
あなたの思考に反映したことにより、最悪の結果を招いたことはないでしょうか?
不安や恐怖という感情、はあなたの
扁桃体が作り出し、
その結果、大脳基底核と島皮質で『外出したくなくなるような感情』を引き起こします。
決して、あなたが超感覚的な知覚を持っており、これにより危険が察知された訳ではありません。
私も
占いサイトを開設していますが、これはあくまでエンターテイメントとして楽しんで頂きたいからです。
惑星の動きから緻密に組み立てられたホロスコープ占星術は、一見科学に見えますが、あくまで疑似科学であり、論拠は明確ではありません。
占いはあくまでエンターテイメントとして楽しむということを肝に銘じ、これがあなたの思考に干渉しないように注意して下さい。
感情優先思考の阻止方法
もし、あなたが感情優先思考に陥りそうになったら、以下のような努力をするのが良いでしょう。
- 感情は現実を計る指標ではないことを認識する・・・
『悪い予感がする』、『何かが間違っている』という感情を抱き始めたら、
感情は現実を計る指標ではないことを強く認識し、現実的に考えるよう努力してください。
- あなたの感情が確かな事実に基づいているか自問自答する・・・
『悪い予感がする』、『何かが間違っている』という感情を抱き始めたら、これらの感情が確かな事実に基づいているかどうか、しっかり考えてみましょう。
殆どの場合、事実に基づいていないでしょう。
- 感覚が静まるのを待つ・・・
あなたが導いた結論を見直し、冷静になってください。
あなたの現在の感覚が現実を反映したものではなく、あなたの感情を反映した可能性が高いことを認識してください。
最終更新日:2011年3月16日