うつ病の目次
日本のうつ病診断基準は、米国精神医学会が作成した診断基準であるDSM-IVに基づいています。その症状は様々ですが、共通点は、『抜け出せない負のスパイラルに入り込んだ思考の連鎖』と言えるでしょう。
私の家族に起こったうつ病の事例紹介です。うつ病を完治する方法は、褒美を与え、ドーパミンやノルアドレナリンの分泌を増やし、マイナス思考からプラス思考へ、 そして負のスパイラルから正のスパイラルへ、家族が協力して変えて行くことこそが最短かつ唯一の方法だと思います。
SSRIやSNRI等の抗うつ薬は恐ろしいデメリットを併せ持ちます。また症状が改善されなければ、薬の種類と量を増やして行く日本独特の多剤療法という悪習慣もあります。
うつ病の再発率が高い理由は負のスパイラルにあります。脳の病の根本を治療しないで、薬の力で治療しても再び負のスパイラルに入り込みます。正のスパイラルへ思考を転換することこそ真の治療法です。
イギリスでは中程度より軽いうつ病患者には、まずカウンセラーによる認知行動療法(CBT)あるいはコンピュータによる(Computerised)CBT(cCBT)での治療が推奨されています。