破局思考(Catastrophising)とは

   破局思考(カタストロファイジング:Catastrophising)とは、何でもない出来事を、否定的な出来事や大失敗と考える思考方法です。 英語のイディオムに"make mountains out of molehills"というのがあります。 直訳すると『モグラ塚を山にする』ということですが、『些細なことを大げさにする』という意味です。 日ごろのちょっとした何気ない出来事から、とんでもない最悪の事態を想像してしまうという方は意外に多いようにに思います。
   例えば、あなたが就職のため面接を受けましたが、残念ながら採用されなかった場合に、あなたならどう考えるでしょうか? 破局思考の方であれば、 『能力が無いから採用されなかった』→『いくら採用試験を受けても無理かも』→『もう採用試験は受けたくない』→『外出したくない』 と、引きこもってしまうケースもあります。 さすがに景気が悪い昨今、2,3回ぐらいの失敗では破局思考をする方は少ないでしょうが、5回、6回となると危ない方も出て来るでしょう。
   また例えば、あなたのご主人が会社を辞めて独立するという場合はに、あなたならどう考えるでしょうか? 破局思考の方であれば、 『まだ家のローンも残っているのにやって行けるの?』→『私もこの年齢だと働くところはないし』→『いまさら離婚もできないし』 →『こんなはずじゃなかった』 と、結論の出ない負のスパイラルに陥ってしまい、パニック障害 になってしまうケースが多いようです。

破局思考(Catastrophising)の阻止方法

   自分が最悪のシナリオを考えるループに入りだしたら、次の方法で脱出するよう心がけて下さい。
   これらの方法は、どれも優秀な科学者が思考を構築する方法ですね。 そういえば、破局思考をする優秀な科学者というのは聞いたことがありませんね。


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