認知行動療法(CBT)の概要

   認知行動療法(CBT: Cognitive Behavioural Therapy)は、軽度あるいは中程度のうつ病患者を治療する最も有効と認められつつある精神療法(心理療法:Psychotherapy)の一種であり、 患者に対し、以下のことが出来るよう、助けてくれます。 そして、あなたの考え方(認知)とあなたが何をするか(行動)を変化させる手助けをしてくれます。
   英国では、保険機関である NICE(the National Institute for Health and Clinical Excellence)のガイドラインによりうつ病治療が段階的に決められています。 患者は、GP(General Practitioner:家庭医)により、うつの程度が診断されます。 その結果、軽度あるいは中程度のうつ病と診断された患者は、CBT をはじめとする心理療法受けることになります。 しかしながら、患者数に比較してセラピスト数が不足しており、患者は1年以上待たされるのが現状のようです。 英国では、このような状態を解決すべく 専門の大学(例えば、INTERNATIONAL INSTITUTE FOR COGNITIVE THERAPY)等で、 CBT を行えるセラピストの育成に努めていますが、それでも不足気味です。 NHS(英国の国営保健サービス: National Health Service)は、英国の全患者に対応するためには、さらに1万人ものセラピストを要求しています。 早期治療がうつ病治療の原則ですが、CBT を1年以上待つ間に悪化してしまいます。
   CBTの本質は、自分が自分自身のセラピストになることですが、残念ながら、日本はCBT後進国であり、CBTを学習できる日本語の良いテキストや日本語サイトは殆どありません。 本サイトでは、不安障害やうつ病など、比較的軽い精神疾患の方が、自分でCBTを学習し実施できるよう、CBTの先進国である英国の研究者の情報を基に 認知行動療法(CBT)入門ページを構築していますので、お役立て下さい。

CBT の需要に応える CCBT

   英国のセラピスト不足を補うために開発されたのがコンピュータによる(Computerised)CBT (CCBT)です。 本ページは、NICE が推奨する唯一の CCBT プログラムである Beating the Blues および、 その成果物を販売している The Wellness Shop (双方ともロンドン証券取引所の新興企業向け市場AIM(Alternative Investment Market)に上場する Ultrasis 社が運営)の情報を基に CCBT のアウトラインをご紹介しましょう。
   2009年10月に改定された NICEのうつ病に関するガイドラインでは、 CCBT は、中程度より軽いうつ病患者の一つのオプションとして、 提示されるべき治療法として提示されました(他のオプションは、運動およびCBTに関する書籍)。 そして、あなたが英国人のうつ病患者なら、必ず治療の一環として CCBT が使用されるという程まで英国ではCBTが一般的になっているのです。

Beating the Blues の CCBT 概要

   Beating the Blues の CCBT がどんな内容なのか、概要をご紹介しましょう (残念ながら Beating the Blues は英国在住者以外は使用できませんのでご了解下さい)。 CBTでは、各セッションの内容を単に受け取るだけではいけません。 各セッションで学んだことを練習で生かすことが非常に重要になりますので、1週間に1セッションづつ練習しながらトレーニングを進めます。 Beating the Blues の CCBT は、以下の8セッションからなります。


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