醜形恐怖障害の患者は、『自分の醜さに対する恥ずかしさ』や『醜さを誰も分かってくれない』 という気持ちが強く、
その感情を一人で抱え込み、 人との接触を避けようとします。
家族の方から『そんなことないよ』と否定されるほど、孤立感を強めてしまいますので、家族の方も困ってしまうのが一般的です。
前述の通り、醜形恐怖障害は自殺率の高い不安障害ですので、できるだけ早期に家族の方が気づいてあげて下さい。
治療法は、一般的な
不安障害の予防法・治療法と同じですが、
『多剤療法』の心療内科には注意する必要があります。
行動認知療法(CBT)を主体に治療に取り組むのが良いでしょう。
醜形恐怖障害は、完璧主義である本人の性格や強い信念に依然する部分が強いですので、治療には時間がかかります。
家族や周囲の協力を得ながら、生まれ変わるつもりで行動認知療法(CBT)に取り組んでください。