心の病!?と思ったら

   不安や恐怖が体と心の感覚に及ぼす変化を知る の通り、不安や恐怖は肉体的にも様々な変化を引き起こします。 このため、自分の症状が、不安や恐怖によるパニック障害やうつ病などの精神疾患によるものなのか、それとも他の肉体的な病気によるものなのか、 判断に困るケースも多いようです。 以下、精神疾患の根本原因ともなり得る栄養素の不足や精神疾患と似たような症状が現れる疾患について見てみましょう。
   本サイトで正しい認識を持ち、予防なり治療なり、適切に処理して頂ければ幸いです。

心の病!?と思ったらの目次

1. 鉄分不足で心の病に

  鉄分は神経伝達物質を作る酵素を助ける補因子(Cofactor)の中の補欠分子族(Prosthetic Group)として機能します。このため、鉄分が不足すると、セロトニンやノル・アドレナリンなどの神経伝達物質も不足し、うつ病などの心の病に陥りやすくなります。

2. バセドウ病

  バセドウ病(Basedow Disease)は、自己抗体が甲状腺刺激ホルモン受容体を攻撃してしまうという自己免疫疾患です。その症状は精神疾患と類似している部分もありますので、心療内科やメンタルクリニックを受診すると精神疾患と誤診される可能性があります。

3. 更年期障害

  更年期障害とは、卵巣機能の低下によりエストロゲンが減少するにもかかわらず、下垂体からは性腺刺激ホルモンが分泌されることにより、女性ホルモンのバランスが崩れ、これにストレスが加わることにより起こる症候群のことです。


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